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感想「心を整える」をマネしたらほんとうに整った話

本棚の整理で、心を整える。

本棚の整理で、心を整える。

こんにちは、ノートです。
毎日暮らしていると、いい時もそうでない時もあります。
今日は、久しぶりに落ち込んでつらかったけど、
「本棚を整えはじめたら気持ちが持ち直した」
という体験をしたので、そのことを書いていきます。

久しぶりに落ち込んだ日々

2019年の4月にちょっと悲しいことがあり、5月にかけて心がけっこう落ち込んでしまった時がありました。
2週間くらい、悲しくてつらくて弱ってました。

私は怒りんぼうさんなのでイライラすることはよくあり、ちょっと落ち込むことはたまにあるんですが
「こんなに気持ちが沈んでしまう」
のは十数年ぶりでした。

本「心を整える」を思い出す

どうも気持ちがダメだなぁ…と思って過ごしている間、前に読んだ本を思い出していました。
タイトルが頭の中に浮かんできます。
この本です。

 
落ち込む原因のイヤなことを忘れられないまま日常を送りながらも、ココロの中でずっとつぶやいていました。

「心を整える」

「乱れたのはしょうがない。乱れたら整えるのだ。」

その頃、家の本棚が乱れていることも気になっていました。

本の中に
「本棚を整える」
エピソードがあったことも思い出していました。
そこを読みたくなって本を開きました。

 

本棚は乱れていたら整理する。


2011年「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 」(幻冬舎文庫) [ 長谷部誠 ] 21よりページ引用

 夜、

「明日、本棚を整えてみよう。ほかに何もしなくても本棚だけ、1段だけでも、1冊だけでも整えてみよう。」
そんな風に考えて寝ました。

「心を整える」のマネしてみた

翌日、重い心もそのままに、これまた重い腰を上げました。
少しだけ
「何かが変わるかも…」
という希望もありました。

とりあえず私が本棚として使っている2段のカラーボックスを整えはじめました。

  • 平置きで重なった本
  • ずれてる便箋の袋
  • このDVDは何だっけ…?
  • 本の高さがバラバラなのも気になるかも…。

ここもこうして、こっちはこうして、いらないのは捨てて…と、ひとつひとつ片づけていきました。
そのうちに作業に集中してきました。

乱雑だったカラーボックスが2段ともスッキリと片づきました。

あんなに落ち込んでいた自分が、片付けに集中していたことが嬉しかったです。

次の日も

次の日も、
「こっちの本棚も片づけようかな」
という気持ちになりました。

3段のカラーボックスに手をつけました。
3段、きれいになりました。

昨日までゴチャゴチャしてた本棚がスッキリしてる。

気持ちいい。
気持ちがいいってとっても素敵。

 

その次の日も

その次の日も、頭の中は片づけモードになっていました。

家の中の
「もっとこうなっていたら使いやすいだろうな」
と、気になっていたところをせっせと変えはじめました。 

  • 「ここにフックがあれば、ブラシをかけておいてすぐに使えるわ。」
  • 「ブラシの柄に穴をあければひもを通せるわ。」
  • 「ここに小さな箱があればサプリをまとめられるわ。」
  • 「ここにあの余ってるペン立てを置いて赤えんぴつも入れておけば、子供がすぐに宿題やるかしら?」

そういうところを次々に実行していきました。
体がどんどん動きました。

フックにひっかけたブラシ

フックにひっかけたブラシ

変化していくココロ

手を動かして目の前の作業をしている間は、落ち込んだ原因のイヤなことを思い出しませんでした。

そしてふと見渡すと、
結果が残ってる°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

いらない物を捨ててスッキリしてる。
動線に合わせた暮らしやすさが増えてる。

滞っていた、部屋の中の気も流れる感じ。

アレ? なんか気持ちいい…。

ココロの方も、持ちこたえた。

いや、むしろ持ちなおした?

…うん。

…そう。

…たぶん持ちなおした。


マイナスからゼロ、ゼロからプラスという心のものさしがあるとします。

本棚を整え、部屋も片づけている間に、マイナスから少しプラスの方へ、気持ちが動いた。
途中でゼロのところを通ったのはいつだったろうか…。
振り返ってみましたが、はっきりはわかりません。

ただ部屋を整えるうちに、ほんの少しずつ、むしろ、まさかの「少しプラスの方」になりました。

整えることで暗さから救い出されて、ココロが軽くなるのを感じた体験でした。

「心を整える」を買った2つのきっかけ

ひとつめは、整理整頓やお片付けの本を検索していて検索結果に出てきたことです。

タイトルだけでグッときました。
発見がありました。
心は、整えるものなんだ…と。

もうひとつは、テレビで著者のチームメイトが彼を
「まじめ」
と言っている映像を見て、すごく興味を持っていたことです。

 

感想

内容はサッカーにまったく詳しくない私でもよくわかりました。
とても伝わってきて情景が目に浮かび、クスッと笑えるところも、くやしい気持ちが手に取るようにわかるところもありました。

本棚は乱れていたら整理する。


2011年「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 」(幻冬舎文庫) [ 長谷部誠 ] 21よりページ引用


この一文が、私にとても貴重なおかたづけ体験をさせてくれました。


テレビで著者を拝見するたびに
「心を整える」
ことを教えてくれた人だ、と嬉しくなります。